「新しい」ものへ

この街に住んで3年目。

ほぼ毎日通っている最寄駅が、1年前くらいから橋上駅舎化工事を進めています。

 

完成はまだ先だし特に気にしてなかったんだけども、昨日の帰りいつもなら4つある改札が臨時のもの1つだけに。

ここももう工事するんだ〜くらいの気持ちで通り、帰宅。今日改札に向かうと、入口自体がなくなっていて、係員さんに「改札口あっちに移動になったんですよ〜あちらからお願いしまーす」って案内され、新しい改札なのか臨時の改札なのか、はじめましてこんにちは、の気持ち。ギリギリに出なくて良かったなと今日の自分を褒めつつ、いつもなら上らない階段を上りながら少し寂しい気持ち。

 

電車に乗って調べると、昨日をもってあの地上駅舎は終わりを迎えたらしい。

 

この駅を最初に見たときの感想は、こんな駅こっちにもあるんだなあって田舎者のわたしからしたらちょっと嬉しかったりした。馴染みやすかった。

 

便利になるし、新しくなるのは楽しみにしてるけど、それだったら今日で最後なんやな〜って昨日思いながら通りたかったな、と今更ながら思った。

 

これからも少しずつ新しい駅舎が完成していく姿を楽しみにしつつ、暑くなる季節なので作業員さんたちへのがんばれと、この駅への今までの感謝を心の中で伝えながら通退勤しようと思います。